カード意味

Ⅱ.女教皇 「未来に関する啓示」

このアルカナは、正位置がよい意味を表します。正位置は、隠れたものがあらわになり、それがよい結果を生むことを意味し、逆位置は、はっきりとしていたものが突然不明瞭になるという変化や、突然未来に関することの啓示が与えられることを意味します。

正位置

キーワード

理解力、深い学識、静観、直感力、第六感、真理を見抜く、清純さ、聡明さ、知性、遠慮、深い内面、学ぶこと、待つこと、予感、内省、本心、女性性

相手の気持ち

ハッキリと言葉にして伝えていなくとも、あなたの気持ちや状況を理解しようとしている。相手がどういう人なのか冷静に判断している。

物事を冷静に考え理解しようとしている。予感、直感を信じている。きちんとしている印象。清潔感。

障害と対策

予感する、情報に敏感になる、受け身、秘密を守る、多くを語らない、勉強する、内省する、冷静になる、清潔にする、直感に従う、アンテナを高くして情報に敏感になる、などが障害となったり対策となったりします。

障害のカードで出た場合は、控えめすぎる態度でこちらの想いが伝わってないことや、物わかりや理解力が高すぎてしまうことが障害になるという読み方があります。また、対策のカードでは習い事やスキルアップにツキがあることを知らせてくれます。

逆位置

キーワード

受け身すぎる、消極的、引っ込み思案、閉鎖的、人間嫌い、好き嫌いが激しい、批判的、独断と偏見、潔癖すぎる、情緒不安定、ヒステリック

相手の気持ち

物事を難しく考えすぎている。深く考えすぎて気疲れしてしまっている。考え方に柔軟性がない。感情に波がある。気難しい。

偏った物の見方をしている。物事に対して否定的。ヒステリック。気難しそうな印象。

障害と対策

消極的過ぎる態度、一人で抱え込みすぎる、感情の浮き沈みが激しい、素直に甘えられない、繊細過ぎる、潔癖症、神経質、プライドが高い、被害者意識、などが障害となったり対策となったりします。

対策のカードが出た場合は、堅すぎるほど真面目に振る舞った方がいい場合や、情報をシャットダウンしたほうがいい、などと読むことが出来ます。

職業(適職)

知識を活かす仕事、学問に携わるような仕事、文筆業、出版業界、教育関係、女性対象の仕事、秘書や事務職、守秘義務がある仕事、コーディネーター、カウンセラー、医療関係、研究職や技術者、縁の下の力持ち的な仕事